電気自動車が徐々に一般化しているように、バイク業界でも電動化が浸透し始めています。電動バイクにおいては利便性の高いスクータータイプの開発が先行しており、まだまだ生粋のバイク乗りに刺さる製品が少ないのが残念なところ。そんな中、アメリカ・カリフォルニア州をベースとする「Zero Motorcycles」から、クールな電動バイク「ZERO FXS」が登場しました。
▼ZERO FXS
スリムなボディに足の長いサスペンション。ブロックタイヤを装備した「ZERO FXS」。バッテリー容量の異なる2タイプ(7.2kWh・3.6 kWh)がラインアップされており、走行可能距離は100マイル(=約161km)・50マイル(=約80km)と十分な性能を誇ります。最高速度は2タイプともに137km/h。
一方で、満充電までに9.7時間・5.1時間を要するのがウィークポイント。しかし別売りの「クイックチャージャー」(600ドル、約6万8000円)を使えば、1.8時間・1.6時間まで大幅に短縮できるとのこと。なお家庭用のコンセントでも充電が可能。
さらにBluetooth経由で、バイクとスマホアプリを連携させられるのも特徴のひとつ。アプリでは、バッテリー残量や満充電までの所要時間などの情報が確認できるだけでなく、最大速度やトルクなどのカスタムも可能な模様。
「ZERO FXS」は、7.2kWhモデルが1万495ドル(約119万円)、3.6kWhモデルが8495ドル(約96万円)で販売されています。しかし残念なことに、現在のところ、日本への発送はできないとのこと。今後の対応に期待です。
参考:https://news.nicovideo.jp/watch/nw4155896