米国のカスタムバイクメーカー「CURTISS」から、ツインモーター電動バイク「ZEUS」の市販モデルが発表されました。
▼「ZEUS BOBBER」(ギリシャ神話に登場する全知全能の神「ゼウス」が名前の由来)
ラインナップは、「ZEUS BOBBER」と「ZEUS CAFE」の2モデル。コンセプトモデルを踏襲しつつ、BOBBERはアメリカンスタイル、CAFEはレーサースタイルに寄せたデザインとなっていて、近未来的でありつつも懐かしさを感じさせるフォルムに仕上がっています。
ZEUSシリーズ最大の特徴は「E-Twin Power Unit」と名付けられた独自のパワーユニットを搭載していること。2つのモーターから発生するエネルギーを、1本のタイヤ(後輪)に集約するというV型エンジンのような仕様となっており、最大196Nmというハイパワーを発揮します。
航続距離は280マイル(約450キロ)で、静止状態から時速60マイル(約96キロ)まで、わずか2.1秒で達するという高い加速力は、コンセプトモデルからしっかりと継承されています。
▼コンセプトモデルのZEUS
ZEUS BOBBER、ZEUS CAFEの発売時期は2020年を予定しており、公式サイトにはいくつかの写真が掲載されていますが、現時点で各モデルの違いや販売価格などは明らかにされていません。
参考:http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1811/09/news110.html